R-2147「心まで奪われて」華麗なる日々1 ペニー・ジョーダン

あらすじ。カーリーは十才の時に施設から養子にいったが、そこではうまくいかなかった。
寄宿学校で知り合ったルーシーとジュリアと三人で主にセレブ用のパーティの企画会社を起こして働いている。
顧客になりそうな起業家リカルド・サルヴァトーレが例しにパーティに参加したいと言い出した。
カーリーと一緒にいくことになった。
彼はルーシーの夫にカーリーの悪口を吹き込まれ、実は会社を買収しようとしているので簡単に信じてしまっていた。


三部作のようです。
孤児で養女になって苦労したヒロインと孤児から成り上がったヒーロー。

ルーシーの夫ニックに吹き込まれたイメージを払拭するまで色々大変でした。

愛より先に体関係なんですが
これもありかな？

★三つ半？
ヒロインが逆境にあいすぎな気もします

N-1132「夜明けのさよなら」ジーナ・ウィルキンズ

あらすじ。クロエは双子のグレースと一緒にインテリアショップを経営している。
ある日偶然出会った億万長者ブライアンと付き合うようになった。
付き合ってまだ間もないが二人は婚約したと報じられた。
クロエはブライアンと実は婚約していなかった。
報道を避け静かなところで話し合いをするために別荘に滞在する予定だったが
ブライアンの仕事が延び、彼の親友で会社の部下でもあるドノバンが別荘に送ってくれることになった。



億万長者がヒーローかと思ったんですが期待を裏切ってくれました。
裏のあらすじと何だか話が違うような。

億万長者が結局仕事のめどがたたず、一晩があけ、二人で食料品を仕入れに出て、そこで二人は何者かに誘拐れてしまうんです。

二人が脱出し、保護されるまで詳細に書かれてました。

ちょっと陰のあるヒーローがグッドでした。
★３つ半ぐらいでしょうか。
脱出から助かるまでちょっと長いです。

R-2142「宮殿に囚われて」トリッシュ・モーリ

あらすじ。サファイアはファッションサロンに所属するデザイナー。
ミラノ支店に閉店間際、ある男性が入ってきた。
その男性ハリドは彼女に自分の国での四週間でのウェデイングドレスの作成を依頼してきた。
時間的に不可能と断ろうとしていたが
オーナーにも話は通してあるらしい。
返事は保留にしておいたが強引さゆえ
断るのは無理そうだ。
恋人のパオロに話したら理由も言わず反対された。
彼女は結局いくことにした。
いつまでも姿を見せない彼の婚約者。
仮縫いすらできないのでつれてきてほしいとハリドへ詰め寄った。
なんと、彼は彼女にドレスを着るようにいった。



スピンオフらしいのですが
あまり覚えておらず。
ヒーローの前の婚約者がキーパーソン？でしょうか。
復讐のために近付いたけれども
ヒロインに惹かれていくヒーロー。
恋人と最近うまくいっていないヒロイン。
ヒーローから衝撃的事実を聞かされて…

途中なんかご都合主義なところもありましたが
ハラハラしてよかった
★4つくらいかな。

Ｉ-1849 「パリの妖精」サンドラ・フィールド

あらすじ。リアは新進気鋭のバイオリニスト。
ある日友人から仮面舞踏会への招待状を渡された。尼僧みたいと噂を似つかわしくないと言って。
友人からの好意をうけ、舞踏会には大胆なターコイズブルーの衣装を身にまとった。
そこである男性セスと出会い、惹かれあい一夜をすごしてしまった。
自分の正体は知られたくなかったので仮面はずっとつけたまま。名前も告げなかった
しかし妊娠が分かったので手紙で知らせることに。二通送ったが彼から返事はなかった。
それから八年経ちリアは世界的なバイオリニストになっていた。
休養先でセスと再会した。彼は彼女の事を覚えてないようだった。


すれちがいのヒーローとヒロイン。
再会後の運命は？
という感じでしょうか。
複雑な家庭で育ったヒーローなので一筋縄ではいかないですが
ヒーローの両親の葛藤もありなかなか読み応えがありました。
頑張るヒロインもよかったかな。
★４つ
オススメです

R-2133「屈辱のプロポーズ」マギー・コックス

あらすじ。ブリスはデパートで販売員をしてる。職がなかったので親友に勧められてこの仕事についたが、自分は不向きかもしれないと思っているところであった。
ある暑い日、赤ちゃんを乳母車に乗せた女性が彼女の売り場担当近くで倒れた。
ブリスはすぐさま対応した。赤ちゃんを預かる形になってしまい、救急車に同乗し病院へ向かった。
病院で倒れた女性タチアナの兄、ダンデが駆けつけてきた。
姪であるレナータは伯父に抱かれるのを嫌がった。レナータが寝るまで抱いていて、ようやく伯父に引き渡した。
帰り際にお礼のために住所と電話番号を聞かれた。

翌日、ダンテが尋ねてきた。タチアナの母親がくるまでレナータの面倒をみてほしいと。




最初にでてきた救急隊員の人がヒーローかな？何て思ったんですがｗ
ヒロインは不幸な家庭育ちの割には真っ直ぐに育ったいい人ですね。
ヒーローも複雑な家庭環境があってなかなか正直にならずじまいで。

お決まりの出来ちゃったまでいくんですが。
題にある「屈辱のプロポーズ」は出来たから仕方なくという感じですか？
複雑な家庭環境というのが影響してか、マダ自分の気持ちに自信がないらしいところがチト歯痒い。

★３つぐらいでしょうか…
ヒーローが香水についてドジをやるところがちょっとなあ。でした